GSC オンラインガイダンス



人文学部グローバル・スタディーズコース(GSC)英語プログラムについてのご案内

オンライン版

 

武蔵大学人文学部

 

  みなさま、人文学部への合格(入学決定)おめでとうございます。

  さて、武蔵大学人文学部では、2017年度4月から、新しいカリキュラムがスタートしています。新カリキュラムでは、これまでにはなかった試みとして、グローバル化時代にさまざまな分野で活躍できる人を育てるための新たな教育の仕組みである「グローバル・スタディーズコース(GSC)」を発足させました。以下にコースの概要をまとめましたのでよく読み、入学に向けての準備を進めてください。入試合格の段階でコース所属が確定した人もいれば、入学後にコース所属のための選抜を受ける必要のある人もいますので、注意が必要です。

 

  以下の説明は、合格(入学決定)時にお送りした「ご案内」文書に重要な補足事項を加えたオンラインガイダンスです。人文学部ではGSCの説明会を33日と17日に開催致しますが(内容は同じですのでご都合の良い日をお選びいただけます)、両日ともにご都合がつかない方や遠方の方にもできるかぎり同じ内容をお伝えするため、このようなサイトでのガイダンスを立ち上げることに致しました。

 

【注意事項】

 このオンライン・ガイダンスはコンテンツを追加される場合があります。本ページ末の更新情報をご覧くさだい。

■ 本ガイダンスの基本的な内容はPDFでもご提供しています。ここをクリックしてページを開いたうえで、プリントアウトまたはダウンロードをしてください。

■この「オンラインガイダンス」はあくまで入学前にGSCへの理解を深めていただくためのものです。入学後におこなわれる各種のガイダンスのかわりとなるものではありませんので、入学後に出席が求められるガイダンスには必ず出席してください。

■すでにお送りした紙版の「ご案内」に示されていない内容には、がついています。また黄色ハイライトはとくにお問合せの多い重要事項です。


■手続き書類に同封させていただいております「『GSC(英語プログラム)選考志願票』について」に書かれていますように、4月1日の、選考を受けたいと思われる方は、3月27日(火)までに「GSC(英語プログラム)選考志願票」を、指定の提出先まで必ずご送付いただくようにお願い致します。なお入学前に所属が認められている人については、この書類の提出は不要です。

【重要】4月初旬のGSC(英語プログラム)にかかわるスケジュールは以下のようにかなり窮屈になっています。

 41           GSC(英語プログラム)所属希望者選考テスト(CASEC + VERSANT

42           午前     GSC(英語プログラム)選考結果発表

42           午後     GSC(英語プログラム)ガイダンス

   このあとGSC(英語プログラム)所属のための事務手続きを円滑に進めるためには、41日のVERSANT試験時に、必要事項の記入とともに保護者の押印がなされた「所属希望届」を提出していただく必要があります(重要:入学前に所属を認められた人も、VERSANTの試験を受けるとともに「所属希望届」を提出しなくてはいけません)。入学前に所属許可を得ていない人は、所属したいかどうかの最終的な意向を入学前に固め、所属を希望することに決めた場合には、3月中に保護者の押印をもらうなどして「所属希望届」の提出準備を進めてください

  なお選考の結果GSC(英語プログラム)への所属が認められなかった人の「所属希望届」はこちらで責任をもって破棄します。返却を希望する人には4月20日までに教務課に取りに来るようにしてください。

 

「所属希望届」用紙は入学手続書類とともに(または別便にて)送付させていただいておりますが、ここからダウンロードすることも可能です。パソコンでの入力をご希望の方はご利用ください。

 

【重要】前項で述べたスケジュールの観点から、パスポートをまだ持っていない人は、早期に(3月中に)取得手続きをはじめておいてください。外務省のパスポート申請情報ページはこちら

 

【1】 グローバル・スタディーズコース(GSC)とは

  高度な語学力とグローバルに通用する知識と実践力の養成を目的として人文学部各学科に新設されたコースです。

GSC(英語プログラム)は、英語英米文化学科、ヨーロッパ文化学科、日本・東アジア文化学科の共通コースです。どの学科の学生も所属することが可能です。このコース独自のカリキュラムのもとで学びます。

 

【2】 GSC(英語プログラム)の特徴

(1) 英語(外国語科目)の授業

外国語科目としては、英語を重点的に学びます。未修外国語(第2外国語)は、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、中国語、韓国・朝鮮語のなかから1言語を選びますが、卒業要件は2単位(週1回の授業を1年間続けて得られる単位)と多くはなく、英語のみの学習で卒業することも可能です。

同一教員が同一教材を使用して、週複数回の授業をおこないます。

1年次前期後半(セカンド・クォーター、67月)には、原則として全員参加の海外集中英語研修をおこないます。昨年度の研修先は、ペース大学(ニューヨーク)かディーキン大学(メルボルン)のいずれかを選んでもらうかたちで実施しました。2018年度は、イギリスの大学が研修先に加わる予定です。

 

(2) 英語による授業(ゼミナール科目・講義科目)

英語によっておこなわれるゼミナール・講義の受講が義務づけられています。卒業に必要な124単位のうち、少なくとも約70%は英語による授業を履修する必要があります。英語で提供される科目は、基礎的教養を身につける「総合科目」と専門科目(講義科目・ゼミナール科目)に分かれています。なお、希望者は、長期留学の単位認定と組み合わせ、英語による科目のみで卒業することも可能です。

本コースでは、留学時に専門的な内容の授業を受講できる英語力(English for Academic Purposes)を身につけてもらうことを目的としています。もちろん最初から高度な英語力を求めているわけではなく、学ぶうちに力が向上してゆくようカリキュラムが設計されています。ただし、GSCでの学習を継続し、成果を出してゆくには英語学習への強い意欲、授業に前向きに参加する積極性、学習継続の決意が必要です。この点しっかり気持ちが定まっているか、みずからに問いかけてみてください。

 

 

(3)専門分野としての「グローバル・スタディーズ」

「グローバル・スタディーズ」と呼ばれる新しい分野を学びます。現代社会において国家や民族の枠組みを超えて生じている現象、課題、文化の潮流について、「国際関係」「グローバル文学」「グローバル日本学」という3つのテーマ群を軸にして、歴史的視点も重視しながら研究してゆきます。

 

グローバル・リレーションズ(国際関係):国家や国境の枠組みを超えた視点でグローバルな問題(たとえば環境、平和、人権、教育、宗教問題など)を考え、現状認識の力や提案力を養います。

 

グローバル文学 英語圏だけでなくアフリカやアジアなどの作家が英語を使って世界中の読者に向けて発信している作品(小説や評論) を研究対象とします。現代の諸問題(グローバル・イシュー)、異文化同士の対立や交流など、その主題はさまざまです。

 

グローバル日本学 日本の伝統文化や現代文化を英語で学び、それを英語で紹介(発信)する力を身につけることを目指します。世界に日本文化を「売り込む」ことのできる人、日本文化の理解者を増やすことのできる人材を育てます。

 

分野の説明を英語でも示しておきます。

Global Relations.

The Global Relations concentration will require students to think about how local, national, regional, and international interests are intertwined.  Coursework will focus on unpacking global civics, envisioning global futures, and examining transnational issues.  Additionally, this concentration will challenge students to step beyond their national borders in an effort to 1) understand their position in the world as global citizens and entrepreneurs; 2) collaborate with others and develop a sense of global responsibility; and 3) contribute to a more peaceful, just, and equitable world.

 

Global Literature.

Students in the Global Literature concentration are trained to reflect critically on cross-cultural encounters and processes of globalization past and present through the study of literary works that have transcended national borders to be consumed around the world in English. They will build the knowledge and develop the methodological skills to analyze such works, considering how they engage with global issues while paying careful attention to their particular local contexts.

 

Global Japanese Studies.

Looking at Japanese culture in global perspective, students will strengthen their ability to explain aspects of Japan, including its history of cultural exchange, to a worldwide audience using English, while building the cultural navigational skills needed to contribute to the furthering of that exchange.

 

(4)所属学科の科目履修

卒業に必要な単位のうち30%程度については、日本語でおこなわれる講義科目・ゼミナール科目を選択履修することが可能です。所属学科の専門科目など、興味のあるものを履修してください。例えば日本・東アジア文化学科の学生が本プログラムに所属する場合、日本・東アジア文化学科の講義科目やゼミナール科目を受講して知識を得て、理解を深めながら、GSCでは「グローバル日本学」分野を専攻するといったことが望ましいかたちと言えます。

 

(5) 留学の仕組み

  GSC(英語プログラム)では、2回の留学機会があります。

(1)  1年次前期後半(セカンド・クォーター、67月)の海外集中英語研修

(2)  半年または1年の長期留学(推奨。義務ではありません)

  ※ 長期留学はカリキュラム上3年次におこなうことが望ましいですが、個人の学習状況によっては2年次におこなうことも可能です。

  ※ 海外集中英語研修の実施時期について、GSC(英語プログラム)の説明資料や大学広報資料において「セカンド・クォーター」としていますが、行く先によっては7月~8月にかけておこなう場合があります。

 留学に関わる経費と補助】

(1) 海外集中英語研修

  この研修は自費による参加が求められます。総額でおおよそ80~100万円前後かかりますが、参加者全員に大学から返還不要の奨学金を給付します(約48万円)。

 

【研修の特色】

GSCや海外大学での学修に必須のアカデミック英語を、インタラクティブ(interactive)な授業によって学びます。

文化や歴史に関する内容の教材が使われたり、大学所在地近隣の文化施設や史跡をめぐるフィールド・トリップが組みこまれるなど、文化学習的側面が強いプログラムです。

最初にクラス分け試験を受け、実力にあった混成クラスに入ります。武蔵大学の学生だけが集められるクラスではありません。

 

【昨年度の実施先とその特徴】

ディーキン大学 Deakin University

所在地

メルボルン(オーストラリア)

EAPの内容

*ディーキン大学の English Language Institute (DUELI)が提供する集中アカデミックスキル基礎講座。

*レポート/論文ライティング、リサーチ・スキル、クリティカル・シンキング、リスニングとノートテイキング、発表等の基礎を学ぶ。

プログラムの特徴

20時間の教室での授業のほか、参加者は週5時間自習センターにおいて教員のサポートのもとで自分自身のプランニングによる個人学習をおこなうことが求められる。

加えて現地の文化、歴史、自然にじか触れるキャンパス外の魅力的な体験学習プログラムが提供される。

滞在中は大学の寮を利用。

費用(概算)

56万円 (旅費・食事代は別)  

 

ペース大学(Pace University

所在地

ニューヨーク(アメリカ)

EAP の内容

*ペース大学のEnglish Language Institute (ELI) が提供するアカデミック英語の養成プログラム。

*文法とライティング、スピーキングとリスニングの練習、リーディングと語彙増強、発音練習、文化・歴史・芸術に関する研究の基礎等を学ぶ。

プログラムの特徴

*ペース大学はニューヨーク市内(マンハッタン島の中心部)にあり、この都市のもつ文化・歴史・社会の雰囲気をじかに味わいながら留学生活を送ることができるのが最大の魅力。

*週14時間の教室での授業のほか、参加者には通常の授業に加え、週6時間キャンパス外に出て、現地の文化や歴史を学ぶフィールド・トリップが用意されている。

滞在中は大学の寮を利用。

費用(概算)

80万円 (旅費は別・朝食と夕食代含む)

 

(2) 長期留学

   行き先や留学形式(協定留学または交換留学)、期間によって必要経費が変わります。詳細はこちらのグローバル教育センターサイトの説明をご覧ください。

 

(6)コーチング制度

 GSCでは講義もゼミも英語ですので、予習復習が欠かせません。授業内容や学習方法に関するさまざまな質問や相談に対応するため、「コーチング」と呼ばれる個別相談・指導制度を用意しています。

  2年次になると、学生一人一人に Academic Supervisor がつきます。Academic Supervisor は、GSCの授業を教える専任教員が必ず担当し、研究分野の絞り込みや2年次以降の履修計画・研究計画作成等における学修サポート、留学準備サポート、Capstone Projectの指導、進路カウンセリング等をおこないます。

 

(7) コース指導料

授業外のコーチング (個別・グループ指導) や特別の短期語学研修 (海外現地実習) を企画・提供するため、年間12万円 (学期あたり6万円) が必要となります。ただし長期留学中は徴収しません。

 

(8)GSC専用の特別給付について

GSCプログラムには海外集中英語研修費用の一部補助制度(前述)や卒業時の目標スコア達成者・成績優秀者褒賞制度など、専用の特別給付があります。協定留学のさいには通常の(全学部生共通の制度に基づく)奨学金も受けられます。1年留学し、GSC専用の給付をすべて受けると、受給総額はコース指導料納入総額を上回ります。

 

(9) 所属に関する仕組み

本コースには人数制限があります。最大で36名程度(ゼミナール2クラス相当)を想定しています。

 

所属希望者には4月入学後すぐに選考をおこない、選考を通った人はGSC(英語プログラム)のカリキュラムのもとで学修を開始します。所属する学科の通常のカリキュラムとは大きく異なりますので、違いをよく理解したうえで、希望者は手続きをおこなってください(提出すべき手続き書類のうちもっとも重要な「所属希望届」については前述の説明を参照してください)。

 

AO入試のGSC英語4技能判定方式の合格者、一般入試の全学部統一グローバル型入試の合格者、外国高等学校卒業者及び帰国生徒対象入試(英語を選択した場合)ならびに指定校推薦グローバル枠の入学者は選考が免除となります

入学前に所属を認められている人も、前述したとおり、保証人による押印のある「所属希望届」の提出が必要です。

 入学前に所属を認められている人も、入学時の英語力を測るため、必ずCASECとVERSANTの試験を受けるようにしてください。


 *選考は4月1日に実施する到達度判定英語試験の結果をもとにおこないます。試験内容はコンピューター上でおこなう4技能試験となります。CASECおよびVERSANTという2つの英語検定試験を両方受けてもらいます。CASECとVERSANTについては事前に内容を確認しておくことをおすすめします。 (CASECのサイトはこちら。VERSANTのサイトはこちら

人数制限の必要上、合格ラインを事前にお伝えすることができません。

 

CASEC】:オンライン上で受験する英語コミュニケーション能力テスト。テスト時間4050分。出題範囲は4種類に分類されており、語彙力、知識、リスニング力、ライティング力など、トータルな英語力が必要となります。

VERSANT】:オンライン上で受験する英語スピーキングのテスト。テスト時間 17分間。テストは全部で6パートあり、(A) テスト用紙に記載された文章を音読する (B)音声で流された文章をリピートする (C) 簡単な質問に対して、単語で回答する (D) 3つの単語群が流れるので、それを正しい順番に並び替えて音読する (E) 短い物語を聞いて、30秒間で要約する (F) 簡単な質問に対して、40秒間で自分の意見を自由に回答する、といった内容になっています。

 

GSCでは学年ごとに到達目標が定められています。求められる学習が継続できないときは、所属学科のほかのコースに移るよう求められることがありますので注意してください(1年次の学修で目標に満たない場合は本人に継続の意思があることを条件に「仮及第」を認めます)。なお、自分の関心対象が変わってくるなどの理由からGSCでの継続を希望しなくなった場合、所定の手続きを経て、所属学科の他コースに移ることが認められます。

4月の選考でGSCの所属が認められなかった場合、合格した学科の通常のカリキュラムのもとで学びます。

 

重要: GSC(英語プログラム)に属していなくても、英語力アップは図れます!

  学科の通常カリキュラムを学びながら自分のペースで着実に英語力をつけたい人向けに、以下のような様々な選択肢が用意されています。

 

英語の科目は、学科の必修の授業のほか、学科の選択科目、さらに「選択外国語」という科目群や「共通専門科目・留学準備講座」という科目群にも多数用意されています。

人文学部生は、GSC(英語)に所属しない人も、このコースのために用意された英語による科目(講義科目)を履修し、修得した単位を卒業単位として数えることができます。各学科の通常コースに属しながら、英語学習に対する高い意識を持って、指定されたGSCの科目を履修し、定められた条件の単位を修得した人には、「GSC(英語)アソシエイトプログラム修了証」を発行する、「学修プログラム」という制度も用意されています。

会話力のアップのためには Musashi Communication Village の利用をお勧めします。

GSCに所属していないと留学できないというわけではありません。協定校の求める英語力をクリアしなくてはいけないのは、みな同じです。

 

このページに記載されている内容に関する質問は、武蔵大学教務部教務課 GSC 担当までお寄せください。(メールアドレス: gsccontact@mml.sec.musashi.ac.jp


 【更新履歴】
2018.2.12.  オンラインガイダンス公開開始

Last modified: Sunday, 18 February 2018, 9:44 AM